当院のてんかん診療について

てんかんとは

てんかんとは、脳の慢性疾患の一つで、大脳の神経細胞のリズムが突然乱れることによって起こる現象を指します。

てんかんの症状

主な症状は「てんかん発作」と言われるもので、突然の痙攣や体の痺れ、自律神経の異常による吐き気や頭痛、意識障害、脱力などさまざまなものがあります。
発作と言っても患者さんによって症状は異なるほか、毎回同じケースの症状が起こるとも限りません。

てんかんの原因

脳血管障害、認知症、自己免疫疾患など、原因は患者さんによってさまざまです。
てんかんは原因不明であるケースも多く、そういったものを「特発性てんかん」、明確な原因があるものを「症候性てんかん」と分類します。

てんかんを疑う患者様の診療

てんかんの治療方法としては、お薬を用いたものや手術、食事療法などがあります。
まずは患者さんからお話を伺い、しっかりと状態を把握した上で検査を行い、適切な治療を立案してまいります。

てんかんを伴う疾患の精査

てんかんの診断は、MRIやCT検査によって行うことができます。また、合わせて脳波検査も行います。
それ以外の疾患の可能性や治療開始後のリスクも含めて診査診断を行い、より良い治療につなげていきます。

てんかんのフォローアップ

てんかん発作は、疲労やストレス、睡眠不足、体調不良などによって起こることがあります。
患者さんによっては長期的な治療やケアが必要になることもあるでしょう。

当院では、てんかんをお持ちの患者さんやそのご家族の皆さんのサポートを行ってまいります。
てんかんに関して気になること、ご不安なことは、なんでもご相談くださいませ。