院長紹介

プロフィール

鳥越 隆一郎(とりごえ りゅういちろう)

鳥越 隆一郎(とりごえ りゅういちろう)

経歴
1982年 久留米大学医学部 卒業
同大学脳神経外科 入局
1990年 聖マリア病院脳神経外科 勤務
2001年 鳥越脳神経外科クリニック 開業
資格
  • 医学博士
  • 脳神経外科専門医
  • 財団法人脳科学ライフテクノロジー研究所 所属
  • 血圧日内変動調査部会 専門委員

ドクターズインタビュー

鳥栖という土地に
開院されたのはなぜですか?

鳥栖という土地に開院されたのはなぜですか?

私が開院を考えたのは25年以上前のことになります。
その当時、鳥栖市の人口は5万人程度だったのですが、この地域に脳外科を専門とするクリニックは数カ所しかありませんでした。
鳥栖市内で治療を完結できる医療機関はほとんど無かったように思います。

そうした環境で私がクリニックを開院したのは、この場所が5万人の鳥栖の皆さんの受け皿になれたらと考えたためです。
脳疾患はすぐに治療を行えるかどうかが重要になります。
私がこの地域の皆さんのかかりつけ医の一つになることで、一人でも多くの方の助けになれたらいいなと思ったことがきっかけですね。

数ある外科医の道から
脳神経外科を志した
ご理由は何ですか?

元々外科に興味があったというのが大きいですが、その中で脳神経外科の道を選んだのは、より専門的な分野だったから、というのが理由の一つです。
専門的な知識が必要になるからこそ、より深く学び研鑽を積み、多くの患者さんの手助けができると思いました。

脳神経外科は幅広い病気に対応する必要があります。
それに、治療は日々進化していっています。
だからこそ私は、現在も知識のアップデートを怠りません。

脳神経外科という分野の中で
最も注力されているのは何ですか?

脳神経外科という分野の中で最も注力されているのは何ですか?

現在は予防医学について注力しています。
私が開院したのも、予防に力を入れたいと思ったことがきっかけです。
と言うのも、脳疾患は実際に症状が出て倒れてしまったなど、重篤な状態になってから大きな病院に搬送されるケースがとても多くあります。

早期発見や予防のために通えるクリニックを開院することで、そういったケースを一歩手前で防ぐことができるのではと考えました。
MRIという検査方法も確立して、脳疾患は早期発見ができる病気になりましたね。

脳卒中などの疾患の他に、
認知症の治療にも
注力されていると伺いました

そうですね、実は認知症は初期の段階で治療を行うことができれば改善が見込める病気なのです。
認知症というと改善が難しいというイメージを持たれる方が多いのですが、軽度のうちに適切な治療を行うことで進行を防いだり、症状を緩和できたりする可能性があるということを患者さんにも呼びかけています。

どんな病気も、進行していくにつれて症状が深刻化し、改善が難しくなっていきます。
認知症も同様に、初期の段階でのアプローチが重要なのでしっかり診ていきたいですね。

脳疾患が疑われる症状には、
どのようなものがありますか?

脳疾患が疑われる症状には、どのようなものがありますか?

脳疾患にもさまざまなものがありますので一概には言えませんが、ただの頭痛、ただのめまいだと思って放置せず、一度診察を受けていただけると幸いです。
その他、例えば舌がもつれる感じがする、手足や顔に痺れを感じる、視界に違和感があるといった症状があったらすぐにクリニックを受診してください。

また、認知症の初期症状としては物忘れが激しくなったり、これまでできていたことが困難に感じたりすることがあるかもしれません。
そうした違和感も、早めにご相談いただくことで早めにケアやサポートにつなげていきたいと考えています。

リハビリテーション科では、
どのような取り組みを
行われていますか?

脳梗塞や認知症などの疾患は、機能を回復するためのリハビリが大切です。
例えば、脳梗塞を患って手足が不自由になった患者さんへは歩行訓練など機能回復のためのリハビリテーションを行います。

リハビリでは、理学療法士や言語聴覚士が患者さん一人ひとりに合わせたプログラムを考えながら無理なく取り組んでいただけるようサポートしています。
同じ院内でリハビリを受けていただけることは、患者さんにとっては安心要素になるかと思います。

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